本校では「自主自律」の精神に基づき、自らの目的のために自ら行動する力を養い伸ばせるように、生徒の３年間を見通した体系的な進路指導を行っています。

　本校の進路指導で一番の柱といえるものは、本校教員作成による「実力テスト」です。実力テストの問題は決して簡単ではありませんが、深い思考力と判断力・表現力を養うものとなっています。生徒に返却されるデータにより、志望大学の合格可能性を見ることもできます。卒業生の合格実績と実力テストのデータが掲載さている「進路のしおり」は、自分の学力について客観的に判断できる資料です。

　また、近年では進路講演会や医学部医学科研究会、難関大セミナーなどの進路啓発行事にも力を入れています。そこから得られる大学や職業に関する生きた情報は、将来の目標を定め、その目標を目指す意思を強固にしていく大きな糧となっています。

　全学年で夏期・冬期講習を実施していますが、特に３年生には教科個別添削指導、面接・小論文指導も行い、個々の志望に合わせたきめ細かいバックアップ体制をとっています。

　札南の１学年は８クラス３２０名ですが、３２０名それぞれに進路があります。生徒一人ひとりの進路希望が叶うよう、バックアップしていきます。