12月21日に標記行事が行われました。
校長先生の講話では、パラリンピックに参加した2人の方についてお話がありました。
1人目は開会式で「片翼の小さな飛行機」を主演した、車いす生活を送っている和合さん。多くの出演者との共演から「自分の思いをもっと発信していいんだ」と気づき、クライマックスのシーンで「車いすを自力で走りたい」という思いを発信して、自力で走る努力をして実践。その実践から「みんなで一つのものを作ることの素晴らしさ」と「将来、演技の仕事につきたい」という夢を語ったそうです。
2人目は、車いすバスケットボールのヘッドコーチとして参加した京谷さん。プロのサッカー選手となり、これからという時に交通事故に遭い、車いすの生活に。しかし、「今までたくさんの周りの人に支えられて生きてきた」こと、「失ったものは足の機能だけで、得たものはそれ以上のものがある」という気づきがあり、「夢を持つことは楽しい。夢はプロサッカーの指導者としてピッチに戻ること」と語ったそうです。
薬物乱用防止教室では、北海道札幌方面南警察署の田中様を講師としてお招きし、「薬物についての正しい知識と健全な価値観」や「規範意識を持つことの大切さ」を、具体的にわかりやすく映像等を活用してお話いただきました。
生徒はいずれも真剣な眼差しを向け、講話および教室を受講していました。これらの話から、「たくさんの気づきから夢を持つことの大切さ」と「2021年を振り返り、心新たに2022年の自分の目標をしっかり持ち、自分を大切にして前に進むこと」を感じることができました。